みなさん、こんにちは。
今週は、私立高校の推薦入試が始まり、来週には都立高校の推薦入試が控えております。
少しずつ、中学生、高校生の受験が始まり教室ではソワソワした環境になってきています。
当校の生徒さんも本日、推薦入試を行っており、先日には面接練習を行い、受験に送り出し
ました。ぜひ、頑張ってほしいと思います。
さて、先週土曜日、そして今週日曜日の2日間で行われました、大学入学共通テストの
結果がぼちぼち出始め、当初の難化の予想とは裏腹に高得点者の割合が増え、難関大の
出願数が増加傾向になっているそうです。
その中、なんと共通テスト終了後に宇都宮大学は、急遽緊急事態宣言を受けて
2次試験を中止して、共通テストで合否を評価することを公表しました。
これは、あまりに受験生泣かせだと感じます。
以前、ブログでも書いたと思うのですが、同じように2次試験を中止した横浜国立大学は
昨年7月末には公表しているため、受験生にとっては準備が出来たかと思います。
しかし、今回の宇都宮大学の決定は受験生のスケジュールを大きく変えてしまう内容になって
しまうと思います。そもそも共通テストと2次試験についてあまり分からない方のために
簡単に国公立大学の入試システムをご説明しますと、国公立大学は、2回の試験の結果を
総合して合否を決定します。
第1回目のテストが、大学入学共通テストです。
共通テストの結果を学校によりますが、全体の合計点の2割を占めるところもあれば
(主に旧帝国大学などの最難関大学が該当)、5~8割といった学校(地方大学)
もあります。ちなみに宇都宮大学は総合得点が1000~1400点に対し、共通テストの得点は
800~1000点となり、約6~7割が共通テストの点数により決まります。
そして、第2回目のテストが個別試験、2次試験です。
共通テスト以外の残りの得点を決めるもので、宇都宮大学の場合、3~4割はこの2次試験で
決まります。仮に共通テストで少し落としても二次試験で挽回できるといった仕組みとなって
います。国公立大学入試は、共通テストは5教科7科目の対策をしないといけないため
私立大学入試と比較して対策に時間がかかります。そのため、大体の場合は共通テストで
大きな差がつかないのであれば、共通テストで苦手な教科を克服するために時間を割くより
2次試験で挽回を考える場合が多いです。しかし、宇都宮大学の場合、今回2次試験中止を
公表されたため、その計画が崩れたということです。
ちなみに、宇都宮大学のHPには1月13日、共通テスト前の段階では、通常通り2次試験を
実施すると書かれています。これは、あまりに無責任のように感じます。
(仕方ないのかもしれませんが..)
緊急事態宣言が再発令されて以降、まだ大きな感染者減少は見受けらず、政府は緊急事態宣言
の延長を視野に入れ始めているため、もしかすると今後このようなイレギュラーな対応をする
大学が出てくるかもしれません。
受験生の皆さんは、ぜひ最新の情報をいつでもキャッチできるようにHPやニュースを
チェックしてみてください。
私も可能な限り、このブログを通して情報を発信して、少しでもお役に立てればと思います。
少し、長くなりましたが、まだまだコロナが落ち着かない中での受験。
コロナだけではなく、冬は他の病気に罹りやすい季節です。
ノロウィルスやインフルエンザ、最近のニュースでは、爆笑問題の田中さんが
前大脳動脈解離によるくも膜下出血、脳梗塞で緊急搬送されるニュースがありました。
冬になると血圧は気を付けないとですね。
私も本日、血圧が年齢平均を大幅に上回ってしまったので病院にいったところ、
血圧を下げるの薬を処方されました。
(倒れるときは一瞬だよとお医者さんに言われ、少しビクビク)
コロナ、ウィルス性の病気、健康にはお互いに十分に気をつけて過ごしましょう。