明日は節分ですね。

みなさん、こんばんは。

明日は立春、春の気配が立ち始める日とされていますが

寒さはまだまだ続きます。

節分といえば、豆まき

「鬼は外、福は内」

の掛け声が響き渡り、親御さんが鬼のお面をかぶり逃げ回っている姿が

よく見受けられるかと思います。

みなさんは、

節分って何?

鬼は何鬼?

コンビニやスーパーの店頭に並び始めた恵方巻きっていつから

食べるようになったのだろう?

意外と疑問だらけで節分を迎えてはいなかったでしょうか?

今日は、明日の節分を前にしっかりと疑問を解決して迎えてみたいと思います。

では、まず始めに節分についてご説明したいと思います。

節分は、季節を分ける日とされており、実は年に4回あります。

立春、立夏、立秋、立冬と春夏秋冬それぞれが始まる日の前日のことを

節分と言います。

豆まきは、もともと中国から伝わってきた風習で、季節の変わり目には(鬼)が生じる

と考えており、その鬼を追い払う儀式として慶雲3年(706年)に宮中で初めて行われた

とされています。

室町時代頃には、冬から春になる時期を一年の境目とし、立春は新年を迎えるのと同じ

くらい大事な日として特に重要視されるようになりました。

※ 長い歴史があるんですね!!

次に恵方巻きについては、諸説ありますが、江戸時代から明治時代にかけて、

大阪の花街で商人が芸遊びをしながら商売繁盛を願って食べたのが始まりだという説が

良く知られています。

その頃は、名前が異なり、太巻き寿司や丸かぶり寿司と呼ばれていたそうです。

この習慣は関西地方の一部で続いていましたが、平成10年に大手コンビニエンス

ストアが全国販売する際に、

「丸かぶり寿司 恵方巻き」

という名前で販売したことで

「恵方巻き」

という名前と習慣が日本各地へ広まったと言われています。

商売繁盛を願って食べたのが始まりですが、

恵方「今年は東北東です」を向いて一本丸ごと食べることで

無病息災や商売繁盛を一気に頂くということを意味しており

途中で止めると運を逃すとされいるそうです。

たしかに、私が幼いころは恵方巻きはあまり知られておらず、

受験期になぜか親に食べさせられた記憶があります。

今では、当たり前のように恵方巻きがお店で売られていますね。

最後に鬼の話を。

みなさんは、鬼と言えば赤鬼、青鬼を想像されるのではないでしょうか?

また、NHK教育テレビを見ていた方だと黄鬼は知っているのではないでしょうか?

その他にも緑、黒と計5種類の鬼が存在するみたいです。

鬼はもともと「隠(おん・おぬ)」が語源と言われ、「隠」はこの世のものではない、

見えない存在という意味があり、人に災いをもたらすものとされています。

仏教では五蓋という言葉があり、仏教の瞑想修行を邪魔する5つの煩悩の総称で

「貪欲、瞋恚、掉挙・悪作、惛沈・睡眠、疑」があり、それぞれ

「赤鬼、青鬼、黄鬼、緑鬼、黒鬼」があてはめられており、自分が打ち勝ちたい

煩悩の色の鬼に豆を投げると良いとされています。

いかがでしたでしょうか?

ご存知の方も多くいらっしゃるかと思いますが、毎年なんとなく恵方巻きと豆まきを

している私にとっては勉強になったので、みなさんに共有してもらおうと

今回話題に取り上げさせていただきました。

これから大学入試、高校入試と本番を迎える方が多くいるかと思うので、

験担ぎに恵方巻きを食べて明日の節分を迎えてみてはいかがでしょうか。

私も受験生全員の合格祈願で頑張って無言で恵方巻きを食べたいと思います。(笑)

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