共通テスト、プログラミング教育加わるってよ。

これが新年1本目の私の投稿になる気がします。
2022年、明けましておめでとうございます、松尾です。

さて、世の中、オミクロン株がどうのこうのと未だ不安定な世の中ではありますがいかがお過ごしでしょうか。
センター試験から共通テストへと変わり、東大前での刃傷沙汰があったかと思えば、カンニング騒動があったりとこちらもまた不安な事件が世を騒がせていますね。

歴史を振り返ってみても、世情が不安定なほどこういった不可解ともいうべき騒ぎが起こるのはやはり人間の性なのでしょう。

さて、昨年から騒がれてはいましたが、いよいよ、共通テストにプログラミングの内容が組み込まれることが正式決定したようですね。

従来の5教科7科目が再編され、2025年より6教科8科目へと変わります。

読売新聞 国公立大学受験、共通テストにプログラミング

今春から高校の必修科目に「情報Ⅰ」が加わる影響ですね。

共通テストに出題される「情報」のサンプル問題もすでに昨年から出ております。≫ 大学センター

この中で、特に注目すべきはプログラミングの考え方や知識を問う問題が含まれていること。

情報の知識自体は、従来の高校での学習とあまり大差ないような気がしています。
サンプルの段階ですので、今後変わる可能性も大いにありますが、きちんと定期テスト級の勉強をしておけば十分戦えそうな予感はしています。

一方、問題になってくるのはプログラミングを実際に考えてみよう、というもの。

一瞬話はそれますが、今回の25年改訂ではCBTと呼ばれる「パソコンを使った受験」は見送られるそうですね。結果、プログラムの穴埋めを選択式で行う形式となったわけです。

つまり、プログラムを実際に書いてみましょう、という問題はない可能性が高い、ということになります。

ですので、直近で必要となる力は、

”プログラムの趣旨を理解”し、

”適切な関数”を用い、

”しくみを補完”する能力になります。

ここから必要となってくる力は、まさに【論理的思考力】になりそうですね。

プログラミングに多少なり関係のある方、理数的思考を得意とされる方ならピンとくるかもしれませんが、『なぜそうなるのか』・『こうするためには逆算して何が必要なのか』、こうしたことをいかに素早く考えられるかがカギとなります。

おいおい、CBTが導入され、実際にプログラムを記述しましょう、だとか、間違えているプログラムを直してみましょう、とかが問題となってくれば、さらに『問題解決力』も必須となるでしょう。

こうした能力は当然のことながら一朝一夕では養われません。

大きな括りで言えば数学的能力になるかと思いますが、算数・数学というのは「好きな教科」第1位に選ばれる反面、「嫌いな教科」第1位にも選ばれるような教科。≫ランキング

特に、積み重ねの教科であることを考えれば、小学校のうちからつまらない、嫌い、となってしまうと後が大変になることは想像に難くありません。

いかに楽しく能動的に取り組めるかを早い段階から考えていきたいところです。

最近では、だいぶプログラミング教育を謳う学校や塾も増えてきました。

特に早い段階では、”楽しく学ぶ”ことを重視していきたいところですよね。

オンライン完結型ですべてパソコン上で動作させるタイプもあれば、ロボットと接続しロボットを動かすためのプログラミングをするようなものまで様々なものが出回っていますね。

個人的な見解にはなりますが、小学校高学年くらいからですと、パソコンだけでゲームやアプリなどを作るコースが人気ですね。

中学年よりも小さいお子さんですと、やはり実際に目の前で動くモノがあったほうが、問題発見、解決能力を養うのにわかりやすいよう感じます。

 

勿論、それまでの経験値や、興味関心なども大事になってきますので、プログラミング教室へ通うことを検討されている方は、体験会であったり説明会で会ったりに参加されることをお勧めします!

 

当校でも、レゴ®ブロックと組み合わせたプログラミング授業を展開しておりますので、興味がある方は是非一度お問い合わせください。

今春も無料体験会の開催を予定しておりますので、そちらもご確認ください。

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