合否

立春も過ぎ、暦上では冬を駆け抜けましたが。

いや、まだまだ寒いもんです、こんばんは松尾です。

さて、2月に入ると中学校受験、高校受験、大学受験、それぞれが始まります。

というか、始まってますね。

受験が始まるということは、合否発表も始まるということ。

悲喜こもごもな時期です。

合格がある、ということは不合格も当然あるということ。

受験生は、思春期の未発達な子どもたちです。

大人(ここでは成人以降、という定義にしておきましょうか)でさえ、何につけ不合格、と言われると落ち込みますよね。
落ち込む暇なく次に打ち込む、不合格は自分の所為と割り切る、これが短期間のうちにできるのが大人、なんですかね、そのあたりは専門家ではないので知りませんが。

一方、子どもたちの場合はそうそう簡単には行きません。

周りの大人、からすると勉強が足りなかったんじゃないの、や、運が悪かったね、といったところかもしれませんが、当人たちは当人たちなりの一生懸命の努力をしていたはずです。

合格をもぎ取れた暁にはもろ手を挙げて祝ってあげてほしいのですが、不合格の場合は温かく見守ってあげてください。

特に、次の試験が控えているような時期は気を付けていただければ。

割と私たちの世代くらいまでは、尻を叩かれれば叩かれた分だけ負けん気で歯を食いしばっていた気がしますが、昨今は一口にそう言えるわけではないようです。現場感ですが。

「だからもっとやっておきなさい、って言ったでしょ」なんていうのは禁句だと思ってください。それは勉強をすべき時期にいうことであり、受験期に言ってはいけません。

もしくは、受験が終わり落ち着いてから反省会をみんなでしましょう。

特に、合否に関わらず、2年次は中だるみしやすい時期。そのあたりで反省会をするくらいの勢いでいいのではないでしょうか。

中だるみしちゃってる状態では焼け石に水なので、タイミングが難しいですけれども。

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