H31年度高校入試結果報告会ならびに来年度入試の予想(後編)

みなさん、こんばんは。

前回、高校入試結果についてお書きしました続きを書いていきたいと思います。

おそらく、ここからの内容は皆さんが興味のあるところだと思うので細かく

書いていきたいと思います。

まず、始めに触れたいことは高校入試、英語のSpeaking導入についてです。

早いところだとプレテストみたいなお試しで始めている学校もあるかと思います。

では、実際のところ来年度入試から導入されるのか?

これは、

実施はまだ先です!!

もちろん、来年、再来年はおそらくないと言うことなので

気をつけてください。

Speakingの配点がどのようになるのか?

採点はどのようにされるのか?

不透明なことが多いかつ導入時のトラブルを

考えるとおそらく、現在中学1年生のお子さんまでは

Speakingのテストはないかと思います。

しかし、大学入試と同様、外部の検定試験等を用いて

Speakingの判定を用いた入試の優劣はもしかしたら

あるかもしれません。

簡単にお話しすると、英語検定試験などを受験して

取得した方が、後の入試に優位に立てるということです。

最近の基準としては、大学入試では準1級程度、

高校入試では準2級程度とされており、以前と比べ

ハードルは上がっています。

そして、最近では塾の通う理由として検定試験対策が

増えてきている状況です。

受験生はもちろん、受験生ではないお子様も学校の勉強だけでは

なく、検定試験の対策は早めから始めることをお勧めします。

次に、来年度入試の予想です。

今年度、東京都入試結果報告は正式には出されていませんが、

おおよその傾向や難易度は推測されておりましたので、

それを踏まえたうえで、今後どの教科に力を注ぐべきかを

お伝えします。

まずは、国語からです。

国語は、例年平均点が5教科の中で最も高く、難易度もそこまで

高くありません。小説問題の文章の文字数が増えて、論説文の方が

減り、トータルとして変化が少なかったです。

また、大問5の古典分野は漢文から古文へと戻り、難易度は易化。

平均点は上がると予想されています。

次に数学は、大問2の規則性の問題が難化。

その影響もあり、平均点は下がると予想されています。

英語は、リスニングで読まれる文字数が増加。

長文問題の文字数も増加し、全体的に難化の影響で

平均点は下がると予想されています。

近年、英語教育の変化に伴い求められるものが多くなることが考えられ

来年度もさらに難化する可能性が十分にあるため、準備は早めに行うべきだと

考えています。

次に、社会。

資料の読みとり問題が増加。完答問題も増えて難化。

読解力が十分じゃないと時間内に終わらない子も多くいたのではないかと

予想されています。

理科も完答問題が増加。さらに問題文も増加。ただ、化学反応式を書く問題はなくなり

平均点はあまり変わらないと予想されています。

近年、理科は5教科の中でも平均点は低いため更なる難化は今後もないかと思います。

以上、まとめますと受験合格に向けて、来年度特に力を入れたほうがよい教科は、

社会、理科です。

そして、国語力の向上が必要です。

暗記だからといって後回しにしがちな社会と理科は要注意です。

おそらく、この教科の対策が来年度の入試結果を大きく変えると予想しています。

だからと言って、主要3教科を疎かにしてよいというわけでもありません。

都立高校入試は近年、前回ご説明した大学入試制度改革、私立無償化の影響化で

倍率が下がり、合格率は年々上がってきています。

しかし、難易度は年々上がってきていると考えています。

倍率や合格率に惑わされずに合格に必要な勉強をしっかりと

計画的に進めて行くことが来年度の入試では求められると考えています。

学習塾修瑛では、入試突破のため4月から理科・社会の受験対策講座を

開始いたします。

前回のブログでもご報告させていただきました通り、席はわずかとなりましたが

まだ空きはあります。

都立第一志望で、合格をより確実にしたいとお考えのお子様、保護者様がおりましたら

ぜひご相談ください。

誠心誠意、学習指導ならびに進路指導にあたり合格のサポートをさせていただきます。

以上、前編、後編に渡り、高校入試結果報告から来年度の入試予想を含め

長きにわたり書かせていただきました。

もし、最後までご覧になり少しでもお役に立てたのであれば幸いです。

次回は、新年号のお話しでもしようかな…

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