扉の開け閉めの度にくしゃみを連発している松尾です、こんばんは。
さて、いい加減重い腰を上げて真面目にリテラシーについてでも書こうかなと思い立ちまして。
本日は真面目に行きます、お付き合いくださいませ(笑)
ここ数回、私の担当記事にて、昨今いかにスマートフォンを始めとするネットワークメディアが発展、普及してきたかを述べてまいりまして。
それに付随してリテラシーが大事だからしっかりと学ばないと、みたいなことを延々言い続けて参りました。
はて、では、ネットリテラシーとは何か。
literacyとは、英語で読み書きする能力、識字力、などを指す単語です。
ここにネットが加わったものがネットリテラシー。
つまるところ、インターネットを使う上での正しい使い方、とご理解ください。
このネットリテラシー、簡単にまとめると、
といったところが主なところだと思います。
ひとつずつ見ていきましょう。
正しく情報を扱うことができているか
困ったことがあれば、『OK,Google!』や『Hey, Shiri!』ではないですが、すぐに調べることができ、簡単に知りたい情報を得ることができますよね。
しかし、パソコンないし、スマートフォンで検索して出てくる情報というのは、誰かがインターネットの海に放流した情報です。
それの何が悪いの、という話ですが、『広辞苑に書いてある説明書き』と『道行く見知らぬ人に声をかけて教えてもらった情報』どっちの話のほうが信憑性高いの?ということです。
もちろん、広辞苑を引いて出てくる情報ですよね。
ところがどっこい。紙の辞書なんて引きなれてないと、調べるのに時間がかかってしまって仕方がないですよね。それに、広辞苑なんて持ち歩けない、といったところなのは大いにわかります。無理でしょう、無理でしょう。
大事なのは、じゃあ、その情報はどこで聞いてきた話なの?ということです。
インターネットの業界用語?としていうと、ソース(sauceじゃないですsourceです)ですね。
例えば、『〇〇で火災が起きてます!〇〇近辺の方は今すぐ避難してください!』ということがSNSで書いてあったとしましょう。
本当に火災が起きているのであれば今すぐにでも逃げなければ危険です。
ですが、もし、デマや間違った情報なら…?無駄にパニックが起き、避難中に二次災害(将棋倒しとか…)が起きてしまい、起きなくていい被害が発生することがあるかもしれません。
この話が、消防庁発表、とか、NHK発表、とかであればほぼ確実に真実ですね。
しかし、普段から嘘ばかりを言っているアカウントが言っていることなら…
デマである可能性が高いですよね…
こうした情報を受け取り手、として受け取るのであればその情報を誰が発信しているのか、本当だと信じるに足る情報なのかを正しく疑うことが大切ですね。
こうした緊急性のある情報はGoogleやYahooで検索しただけではあまり目につくことはないかもしれませんが、これはなにも緊急性のある情報に限った話ではありません。
検索で出てきた情報であっても、本当のことなのかな、なんでこういうふうに書いてあるんだろう、と常に疑いの気持ちを少なからず持ち続けることを忘れないでください。
特にSNSでは拡散という手段があると思いますが、この拡散をする前ほど、よく考えてください。
自分が欲していない情報でも、どこかで誰かが必要としている情報かもしれない、なんて親切心で拡散した内容がデマだったら…
結果としてお互いに嫌な気持ちをすることになりますよね。
きちんと、拡散するに足る事実なのか、本当に必要なことなのか、は拡散する側もきちんと考える意識を持ちましょう。
逆に情報を発信する側の時は、ほかの人に信じてもらえるだけの信憑性をきちんと持たせられているのか、間違っていないときちんと言い張れる情報なのかをきちんと確かめることが大切です。
拡散と同じですが、間違えたことを声を大にして発するというのは、そもそも恥ずかしいですし、周りからしたら迷惑千万!ですよね
自分が本当に伝えたいこと、本当に発信したいことこそ、信じるに足りる情報源であることを明確にすることを忘れないでください。
極端なことを言ってしまえば、詐欺をすることになりかねない、ということです。
適度な緊張感を忘れないことが発信側の大事な意識です!
とまぁ、さんざん脅しみたいな記述になってしまいましたが…
簡単に申しますと、発信や拡散は難しいことです。わからないならやめましょう/(^o^)\
触らぬ神にたたりなし!ってね!
…で終わらせて許されるとは思ってませんが…
過度に緊張しろということではありませんが、受け取る際も発する際も必ず一回立ち止まって確認するという作業をすれば問題ないと思います。
そして、このブログの性質上、小中高生に関わる立場から申すのであれば、お子さまに接するときにも常に情報源について確認をするということをしてあげるとよいのではないでしょうか。
いや、過度にやるとただ鬱陶しいだけになってしまいますから、あれその話本当かな?と思うことや、ちょっと難しいところに踏み込んでる話題だなと思ったら、ちょっと聞いてあげるといいと思います。
へぇ、どこで聞いてきたの、そのお話?
凄いね、なにで調べたの?
とか、そういうレベルで構わないと思います。
情報が身の回りにたくさんあふれているからこそ、適切に疑う気持ち、繰り返しですがこれを子供も大人も常に大切にしていくべきでしょう。
はて、思った以上に長くなってしまいましたので、これももう連載にしよーっと(白目
残りの二つの項目については後日の私の担当回にでも(笑)
ではでは、本日はこの辺で!