七五三

こんばんは、こんにちは、季節の変わり目で風邪をひきやすい時期ですが、なぜかお腹を痛めている松尾です。

風邪ならわかるけどなんでこんなにお腹痛いんだろう…(´・ω・`)

自称ガジェット好きの私としては折り畳みスマートフォンのニュースが気になって仕方がない今日この頃です。

少し前にドコモから2画面スマートフォンが発売され、あやうくキャリアの壁を飛び越え(私はauです)そうになったのを必死に押しとどめたことはまだ記憶に新しいです。ドコモユーザーの友だちにこの話をしたら、それはそれは冷たい声と目で“なにいってんだ、おまえ”と言われましたがね。

まぁ冷静に、2画面だったり折りたためたりしたところで、なにに使うのかといわれれば特にないんですけれどもね。

動画見ながらゲームできる!って、先述の友人に対して言いましたが、これまた“そんな特殊な状況ないだろ、”と一蹴されました。

あれ、私なんか嫌われるようなことしましたかね…(思い付きで突っ走りがちな私を留めてくれるよき友です(笑)

さて、そろそろ表題の七五三の話題でも。

でーん!、と墨書タイトルまで用意してみました。いやべつに、特別な思い入れがあるわけでも何でもないですけれどもね。

いつかだれか記事にするだろう、とは思っていましたが少々ネタ切れに苦しくなってきたので使われる前に使っておきますね、このネタ(誰への断りなのやら…

ほとんどの方が知っている行事の一つであろう、七五三。文字通り、子どもが三歳、五歳、七歳になったときにそれまでとこれからの成長を祝う行事ですね。

こういった伝統行事にはよくあることで、起源が諸説あるのですが、有力なのは徳川綱吉が子息の成長を祈って行ったことが、広まるきっかけとなったみたいです。

三歳では『髪置』という、髪を伸ばし始める節目。

昔は衛生面などから乳幼児の髪を剃る習慣があったそうですが、それをやめ、大人同様髪を伸ばし始めるそうです。髪は今も昔も女性の宝(?)ですから、女児の祝い事、という側面が強いそうですね。

五歳では『袴着』という、大人同様の袴を着る行事だそうです。

江戸時代の子ども達は四つ身とか筒袖と呼ばれる簡易の着物や、鉞担いだ金太郎のような服装だったようですが、大人になってきたしるしで袴を着るのが五歳くらいだそうで。袴は男性の正装ですから、男児の祝い事、とされているようです。

七歳では『帯解』という、大人と同じ大きさの帯を着用し始める儀式だそうです。

袴着同様、子ども服から大人と同じ幅の大きな帯を使い始めるそうですね。帯は女性の着物にはなくてはならないもの(いや男性もそうなのでしょうけれども)から、女児の祝い事というイメージがついているようです。

と、このように各歳でいずれも大人への身体的な節目という名目で行われてきたのがそもそもの始まりなんですね。

ただ、大人になってよかったねぇ、というよりも、この歳までよく無事に育ってくれました、という子どもの無事を感謝する色合いが当時は強かったようです。言わずもがな、医療が発達していない時代ですから、体力のある大人ならいざ知れず子どもはとても亡くなりやすかった時代です。

免疫や体力がしっかりしてくる七歳までは、心配で心配で仕方がなかった、ということでしょうね。

一方、神事の代表地、出雲の方では三歳で言葉を、五歳で知恵を、七歳で歯を、神から授かる、ということで感謝すると同時に子どもの厄の一種ととらえる考え方もあるそうです。

医療がはるか昔に比べて大きく発展してきている今、子どもが無事に成長してきていることを神に感謝する風潮が薄れてきてしまっているのも事実でしょう。つい、たかが風俗的な行事の一つととらえ、家族で歓談することや記念写真を撮ることだけに終わってしまうのではなく、目に見えないものへ感謝をすることを思い出したいところですね。目に見えないものはつまるところ、神でもあり、子どもの成長に携わっている世の中のすべての人ものだと個人的には思うわけです。

今では七五三すべてを祝うのが一般的になってきているそうですが、それぞれできちんと祝い、感謝し、そしてさらなる成長を祈る、その思いを大切にしていく方が増えていくといいですね。

私は記憶ある限りでは五歳でお参りと写真を撮ったのかな。三歳七歳はやっていないような気がします。三歳は記憶がないだけかもしれませんが…

なんにつけ思うのは、写真屋さんって写真を撮る瞬間なにがなんでも笑わせに来ますよね。あれ、正直すごいと思う。

あとあれ以来紋付袴なんて着たことない事実も今思い出しました。

数年前に祖父母が他界したときに遺品整理していたら、紋付袴が出てきてテンションあがった↑↑のですが、家族総出で着ようとしたもののうまく着付けられずにそのまま桐箪笥の肥やしになりましたね。

暇な時があれば着付け教室でも行ってみようかなと思う今日この頃でした。

ではこの辺にて!

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