松尾、肉を焼く。

はい、というわけで皆さまこんばんは。

ここ数日、真夏のような天気が続きますね…
昨日、日曜日は外出する用があり、20時頃に帰ってきたのですが、そのとき北の空がやたらと光っているなと思ったら、雷だったようで。
そのときは『向こうは雷かぁ、大変だなぁ』なんて他人事で見ていたのですが、今日は他人事なんて場合ではなく、こちらで雷雨でした。

当校の前は坂になっているのですが、そのせいもあってか短期的に大雨が降るとまるで川のようになるんです。
そのこと自体は実害がないのでまぁいいのですが、一階脇にある裏口の雨樋が屋根の上に降った雨を一手に請け負っているらしく、ものすごい勢いで裏口に排出してくるんです。
お陰様でそこがまるで滝。
というわけで、短期的な豪雨に見舞われると、教室一階から川と滝が見れる自然豊かな教室です、ハイ。
湿気が多くなるので全然マイナスイオンとか感じないですが。
どちらかというと掲示物がびしょぬれになるので、広報担当としては涙を流したい状況ですが。
あ、川と滝と涙が見れるや。

とまぁ世迷言を言ってないで、前回の予告通り私の余暇の過ごし方を少しご紹介します!
興味ないとか言わないでください( ;∀;)
キャンプでの美味しいお肉の作り方とかも紹介しちゃいますからぜひ読んでください!
(あれ、塾あまり関係な…くないです、家庭科も立派なお勉強!

というわけで、夏休みをいただいた私は実家、茨城に帰りまして、久々に親孝行するとともにキャンプへも出かけてまいりました。

キャンプといえばバーベキュー!

バーベキューといえば男の料理!

男の料理といえば、肉を焼く!!

あくまでこれは持論ですので、肉を焼かれない方、そもそもバーベキュー≠男の料理派閥の方はごめんなさい。

さて、先ずは焼くための肉を調達するところからです。
茨城の中でも水戸に住んでいるのですが、焼く肉はひたちなかで調達します。
ひたちなかといえば国営ひたち海浜公園。国営ひたち海浜公園といえばネモフィラの丘、ロッキン。
ご存じない方は是非調べてみてください。茨城良いとこ一度はおいで!

そんな海浜公園のすぐ近くにあるのでジョイフル本田を中心とする大型商業施設なのですが、ここのお肉売り場が結構種類も多く安いのでオススメです。
どのくらい種類が多くて安いかといいますと、普段お目にかかることのないようなお肉がわんさか。
とりあえず、今回の買い出しで目を見張ったのが、豚足ともみじ。
豚足自体は比較的ポピュラーな食材ですが、スーパーで平然と売られているのは初めて見たのでびっくりしました。

豚の足。
ちゃんと二股に分かれたつま先を確認してきましたよ。
コラーゲンたっぷりでおいしいのですが、調理前を見るとやはり多少の抵抗は覚えますよね100g28円!

もみじ。
もみじというと、鹿肉や大根おろしに鷹の爪を混ぜたものを想像しますが違いました。
鶏の足。
うん、確かに言われてみればもみじの葉っぱみたい。三又だし。
コラーゲンを多く含み、美容と健康にいいらしいですが見た目がかなり…
ラーメンの出汁とかにも使われるそうで、プロの食材ですね。
実際値札にはプロの食材『国産若鳥モミジ』って書いてありましたが。

他にも鶏丸っと一羽なんてのも売られていたり結構見ててあきないお店ですぜひどうぞ。
地元PRはこのあたりにして、そこで買いますは”手羽元”。

文字通り、手羽先の根本の部分のお肉で、個人的には手羽先より食べやすく食べる部分が多いので好きな部位です。

これを握りしめ調理のために実家のキッチンへ。
と、その前に香りづけのためにハーブを採集しに行きます。

はい、ローズマリー。
肉料理にも魚料理にも合うこのハーブ、なによりのおすすめポイントは生命力が強い。
接ぎ木だけで増やしていくことが出来るうえに、手入れが殆どいりません。
私の実家でも、気づいたらこんもりとした低木になってるくらいには手入れがいりません。

そんなローズマリーの若い枝を20cm程度、適当に切取ります。
そして、軽くすすぎ(ハーブだからですかね、虫もつきません)、葉をしごいて取ってあげれば、とてもいい香りが匂いたちます。

葉のなくなった枝も、お肉や魚に刺してあげれば、香りづけ+串の代用にできるなど、非常に便利!
今回は刺す用事がなかったので、細切れにして一緒に食材として使ってしまいます。

そして、ジップロックのような密封できる袋を用意しポンポンと投げ入れていきます。
ポンポン。

そしてその中へ、

  • にんにく 1つ
  • 醤油 目分量
  • 塩コショウ 目分量
  • 調理酒 目分量
  • オリーブオイル 目分量

を入れます。
え、分量をちゃんと教えてほしい?
申し訳ないですが、男の料理には細かい計量いらない派閥なので、わかりません!
実際今回も全部目分量で作りましたし!!!

袋の口を軽く閉じて、手でタレや調味を揉みこんであげれば、下準備9割終了です。
残りの1割も至って簡単。
そのまま、袋の口をしっかりと閉じ、冷凍庫のなかにポイーッと投げ込んであげれば下準備終了です。
キャンプ前の下準備や、その日の夕飯の準備などでキッチンはあわただしいでしょうけれども、これなら奥さまやお母様の邪魔することなく、5分程度で終わります。
さらに、冷凍(一日程度寝かせてあげてください)することで、保冷剤代わりにもできますので、なお便利。

当日、これを保冷バックないしクーラーボックスの中に投げ込んであとは現地に行くだけです!

🏕_‗_‗_🚙~3

と、いうわけで、キャンプ場。

当日もすることはほとんどありません。
炭をおこして、熾火になったらいざ、焼きます。

と、ここまで書いてて思ったのですが。
なんなら、もみじの下りあたりから気づいたのですが。

今回厳密には肉、焼きません。蒸します。ごめんなさい。

もちろん、網の上で焼いてもおいしくいただけますが、今回はせっかくの手羽元なので、網の上ではなくダッジオーブンを使います。
手入れが少々面倒、かつ、非常に重たいことから、実家で毎日調理するうちの母からは非常に不評なダッジオーブンですが、だからこそ、こういうときに使いたい男の調理器具。
あまり調理器具には明るくないので知らないのですが、圧力なべみたいなものですかね。

そのダッジオーブンの中にまずローズマリー(実はもう一房むしり取ってきてました)をそのまま敷きます。
このローズマリーは枝葉ついたままがいいでしょう。
その上に手羽元を投げ入れます。
このとき凍ってても問題なく調理できるのですが、時間がかかりますし、ふわっといかないこともあるので、できれば常温解凍済みがおすすめです。
野菜も!というかたはここで根菜類なども入れておくとより健康的な味わいになるかと思います。
最後に水を下の上げ底に届かないくらいに入れてあげれば完成です。

あとはもうひたすら焼く。
手ごろな炭を選んで炉に並べ、その上にダッジオーブン。
さらに蓋の上にも小さめの炭を載せておくとなおいいですね。

そこから待ちます。
ひたすら焼き続けます。いや、蒸し続けます。

これも目分量で待ってください。
待ちきれなくなって小まめに開けてしまうと熱と蒸気が逃げてしまい、より時間がかかる上に美味しくなくなってしまいますので、勘を駆使してください。
これも男の…もういいや。

結果、こうなります!
わーぱちぱち。

もちろん、味付けはいりません。
一晩冷凍庫で寝ていたことにくわえ、ダッジオーブン調理ですから、しっかりと味がしみこんでます。

ローズマリーの葉がいっぱいついていますが、そのまま食べられます。
若い葉っぱを使ってますから、筋もなく普通に気にならないと思います。
もし、市販のものや良い葉が見当たらず、硬かったり気になるようでしたら取ってください。
ただ、めんどくさいです、取るの。
め ん ど く さ い で す  、 と て も 。

このあたりになってくると、多少…いえ、多々の麦味の炭酸飲料のせいで手元が怪しくなってきているせいで写真の写りが今一つですがご愛嬌。

ふんわりとしたお肉が口に入れるだけでとろける、そんな具合になります。
あまり多くを語ってしまうと、初めて食べる感動が薄れてしまうかと思いますので多くは語りません!
是非、試してみてください。そして感動してください!!

感動しなかったら、どこかの目分量が間違えているということです、きっと。
色々と試してみてください。

私たちも完成形となるまでに1度失敗してますし。

 

というわけで、非常に長くなった気がしますが。
ただのレシピ記事でしたが。

いかがでしたでしょうか。
キャンプ等に行く機会があれば是非、試してみてください!

あ、で、
私はキャンプに行ったらこういうことしているんだよ、という
自己紹介記事でした。(無理やり冒頭へとつなげる

 

では、本日はこのあたりで!
あ、キャンプのお誘いは常時受け付けておりますのでぜひに!(笑)

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