学習塾に通わせる子の基準は??

みなさん、こんばんは。

あっという間に6月、梅雨の季節がやってきました。

今年は、例年より梅雨入りが早いのかと思いきやまだ梅雨入り宣言はされずに

もしかすると梅雨はまだこれからなのかもしれませんとニュースの気象予報士の方が

話されていました。

さて、今回は学習塾にいつから通わせよう?

どのような塾が合うのか?

など、お悩みの親御様に少しばかり学習塾に通わせる基準についてお話しできればと

思います。今年から学習指導要領が変わり、その影響がどのように出てくるのか

まだまだ不明確な点が多いのですが、それは今度の話題にとっておきたいと思います。

では、まず始めに塾に通う必要のあるお子様の基準。それは

学校の通知表がオール3未満のお子様です。

なぜ?

単純です。

学校の授業を真面目に聞いて、課題を期日以内に提出できていれば、定期テストの結果が

平均点以下でも成績はオール3になるからです。

つまりオール3がないということは、おそらく提出課題がしっかりと出されていないことが

伺えます。また、忘れ物が多く、副教科の作品などの提出が出来ていなかったりと生活習慣と

学習習慣両方の改善が必要となります。そして、この改善にはどんなに早くても

1年はかかります。

近所の塾で” 成績保証 ”などを看板で見たことはありませんか?

あれは、改善までの時間がどうしても1年以上かかるため、大半の塾は授業料返還ではなく

1学期分を無償で提供したりして対応する時間の延長を図るものです。

つまり、オール3未満のお子様は中学2年生から塾に通わないと、希望とする学校への

進学は厳しいものになると思います。

ただ、オール3のお子様もぜひ塾に通っていただいた方がよろしいかと思います。

オール3の子は提出物が出来ているだけの可能性があります。

おそらく提出物だけのオール3の子は、早くて2学期から遅くとも学年末にはオール3を

切ります。

そして、ここからが大事ですがオール3の子はかなりの該当者がおり、3年生になってから

塾を始めようと思っている場合が多いです。

この場合、例外はありますが大半のお子様の限界値が偏差値50前後の学校を最終ゴールにして

都立第一志望の場合は最悪2ランクダウンの偏差値45前後の学校になる確率が圧倒的に

高いです。

なぜ、そのようなことが言えるのか。

上記で述べたことを思い出してみてください。

提出物を出すことは、学習習慣が身に付いているのではなく、周りに無理やりにやらされて

いる勉強です。当然、学習習慣は定着しておりませんが、オール3未満のお子様と比較して

学習意欲が若干高いので、早くて半年程度かかります。

4月から塾に入塾すると早くて10月、遅いと年明けごろにようやく学習習慣が定着します。

ここから約2か月、怒涛の追い上げで志望校合格をつかみ取ったお子様を私は数多く見て

きておりますが可能性は低いですし、親御さんの精神がやられます。

つまりまとめますと、学習塾を検討される親御様はお子様が中学2年生で、約3週間後に控える

期末テストの結果を踏まえてオール3以下に通知表がなりそうな方です。

通知表の合計が31以上の場合、高校入試で推薦入試を考えていない場合にはまだ自力で頑

張れると思います。ただし4科に4が多いのではなく、5科に4が2つ以上ある方に限ります。

※ 志望校によります。

いかがでしたか。

当校では、6月の第3週から保護者面談が始まります。

通知表や定期考査の結果、模試の結果などをより細かく分析し、今後どのように学習を進めて

いくのか、受験生の場合、どの学校がお子様に合うのか、また近年ではお子様の精神面の

ご相談など様々なお話をさせていただく機会を頂戴しております。

私も今年でこの仕事を始めて15年が経ちました。

その中で様々なお子様と触れあってきました。

その経験がお子様のお役に立てられればと思い、毎回面談をさせていただく時間を頂戴して

おります。ぜひ、お子様の学習内容でのお悩みや進路のご相談などお子様にかかわること

また、小学、中学、高校生のお子様を育てている中でのご心配事などございましたら

気兼ねなくご相談ください。学習内容中心にはなりますが、今までの保護者様とお話させて

頂きました経験をもとに何かお役に立てればと思います。

 

 

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