今日はなにを書こう!

皆さまこんばんは、梅雨続きで洗濯物が回り切ってない松尾です。

もう致し方ないので同じ服で出勤…なんてことはしてません、念のため。
乾燥掛けた後、アイロン掛けまでして部屋干しして対応してます!

明日は梅雨前線が活発化してまた雨が降り続くそうで。
特に西日本では大雨になることが予報で出ておりますので、西日本在住の方はお気を付けください。

って、自分で言っておいてなんですが、西日本って括りとてつもなく広いですね。
お住まいの地域の天気予報をよく見てください(丸投げ

さて、多くの業態が月末月初めはなにかと忙しいかと思いますが、私ももれなく月初めでヒーヒー言っております。
そして輪を掛けるように高校生のテスト期間に突入しまして、連日自習と質問のラッシュ!
今の今までブログのネタを何も考えずにおりまして…

さていざ書こうにもネタがない、ネタがないなら飛行機の話しだ!

はい。

というわけで。

こういうときに限って、ニュースに飛行機関連の記事があるのは私の強運のおかげですかねハハハ。

先日、イギリスのロンドンにて”家の庭に男性の死体が!”なんていうぞっとしない事件があったそうな。

朝起きて庭を見たら、見ず知らずの男性の死体がある、なんて最悪ですよね…

殺人!?自殺?!!、と思いきや、なんとこの男性、飛行機から落ちてきたとのこと。

 

なんと、着陸間近の飛行機の車輪格納庫から転落し、他人の家に落ちたそうです。

アフリカ地域では、貧困と社会情勢への不安さから欧米に密航しようとする人が絶えないらしく、どうやら今回のこの男性もそのクチ。

確かに、飛行機の車輪は大きさ50インチ、幅20インチ。
つまり、車輪として立てると1メートル30センチ弱、幅50センチという大きさになります。
そしてそれが4つ前後と複数ついており、さらにそのタイヤを支える主脚などもありますから、格納庫は大の大人がゆったりと乗れるだけの広さがあるわけです。

 

…え、じゃあ、駐機場にいる飛行機の脚にしがみつけば、タダで海外旅行に行き放題!?

と、思った方、お勧めしません。

御存知の通り、旅客機は高度32000フィート、10000メートル上空を飛んでいます。
ここまでくると、世界最高峰のエベレストも目じゃありません。
エベレストの頂上を思い浮かべてください。
極寒の地ですよね。そこよりも上空です。もっと寒いです。ゆうなれば極極寒。(そんな日本語はありません、念のため。)

そして初歩的な理科の話ですが、酸素も薄いです。
高い山に登る人たちは低酸素症を防ぐために酸素ボンベを欠かさず持っていきますよね。
はい、エベレストより高いです。酸素ないです。低酸素どころの騒ぎではありません。ゆうなれば極低酸素。(そんな日本語以下略…)

当たり前ですが、飛行機内部はきちんと外気を遮断し、空調を利かせ、一定の酸素を供給していますが、車輪格納庫つまるところ客室外は当然そんな気の利いた設備はありません。

つまり、車輪格納庫で渡航しようなんて、それ自体が自殺行為なわけですね。

もし仮に、極地もびっくり、宇宙空間でだって耐えられるぜ!という装備を、格納庫内に持ち込めたとし、無事空港近くまで乗って来れたとしましょう。

次に問題となるのは、”車輪は出し入れされるんだぜ”ということですかね。

格納庫、という名前ですから、当然車輪が”飛行中は格納されて”います。

が、使うときには”外に出る”わけですね。

飛行機の重さは500トンを超えます。(B-777の場合)
それを大半の機種が3本の脚で支えています。つまり、1本あたり単純計算で160トン超の重さに耐えられるということ。
そんな超重量に耐えられる脚は、当然頑丈であり、その引き込み引き出しの力も絶大です。

それが自分のすぐ隣で駆動するわけです。
巻き込まれたらひとたまりもありません…
ハンバーグもびっくりのミンチが出来上がるわけですよ…

なので、無事に空港付近まで来てもやっぱり命の危険にさらされる、と。

 

運よくそれすらも免れたとしても…

発展途上国の空港ならいざ知れず、亡命先、密航先となるような国の大半の空港は厳重な警備がなされています。
どうやって空港外に出るんだ、という話になるわけですね。

密航はれっきとした犯罪です。捕まります。怒られます。

ちなみに、成功例ですが、

と、言っても完全に成功していれば、文字通り”密航”ですから、例として残らないわけですが…

”空港まで無事に生きてたどり着いた”例は1件くらいしかなかったはずです。
どれほど無謀なことか、お判りいただけたでしょうか…

今回亡くなった方も、そこまでして密航したい、と思うほど、大変なことだったのでしょうが…

命を粗末にしてまで、やらないほうがいいのでは、なんて思ってしまうのですが、平和な日本で暮らしているから、なのでしょうか…

とまぁ、この辺で落ちもなく終わりますね!(おい

 

あ、ちなみにこの記事は密航を勧めるものでも、格納庫での生活のノウハウを伝えるものでも、犯罪を助長するものでもありません!
正しい手法、手段で飛行機旅行を楽しみましょう!!(オチのつもり

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