成田空港開港記念日…だったらしいですね

はい、みなさまこんばんは、松尾です。

本日は関東地方でも11か月となる本格的な大雨、しかも高木先生曰く50年ぶりの記録的豪雨だったそうな。
結局、一通り調べてもそんなことを言っているニュースサイトがなく、嘘かほんとか見極められなかったのですが…

はて、というわけで。

昨日の田村の記事を見て初めて知りましたが、日本の玄関口、成田空港が開港50周年だそうですね。

空飛ぶ鉄の塊は好きなのですが、その鉄の塊が走り回る場所にはあまり興味がない私です。

ちなみに、飛行機の料金で結構な割合を占めているものに、”着陸料”というのがあるのはご存知でしょうか。

駐車場に車を置くと駐車料金が発生しますが、その飛行機版、みたいなものです。

もう少し真面目に説明をしておくと、着陸料、停留料、手荷物取り扱い施設料、搭乗橋利用料の合算で空港にお金を払わなければならないのです。
これはプライベート空港でもない限りは基本的にどこの空港を利用しても似たような項目が取られます。

成田空港ですと、これらすべて合わせて60万~110万程度となっています。
金額にぶれがあるのは、旅客機の大きさとそれに応じた旅客数によって変動するから、です。
60万クラスはエアバスA320の150席目安ですから、4000円/人くらいの負担に。
110万クラスは先日お話した総2階席のエアバスA380の850席目安ですから、1176円/人くらいの負担となるわけですね。

じゃあ大型機を飛ばしたほうがいいじゃないか、となるやもしれませんが、大型機はその分燃料を食いますからね。
燃料代もこのご時世馬鹿になりませんで、その辺は難しいものです。

先ほど、駐車場に例えましたが…

都内ほど駐車料金は高く、地方ほど駐車料金は安いどころか取られないですよね。

実はそのあたりも似通っていて、土地が狭いところほど高い傾向にあるわけです。

B777型機の場合、イギリス ヒースロー空港では21万程度で着陸できるのに対し、日本の成田では42万、羽田では66万もかかるんですね。

とはいっても、地代だけに左右されるものでもないですし、国から補助金が出るか出ないか、といった要素などもありますので、狭い国ほど高いとも一概には言えないですけども。韓国の仁川空港23万(同B777機の場合)がいい例ですね。

ちなみに、隣で私の画面を見ていた高木先生より質問を受けましたが、空港はほとんどの場合私営です。

そして、ANAとかJALとかが運営しているわけではありません。

もちろん、格納庫や整備庫、運行窓口などはANAやJALといった運航会社が運営していますが、空港は空港会社が運営しています。

それこそ、成田空港は成田空港株式会社が運営しているんです。

イメージとしては、新宿駅のバスタ新宿みたいな。

新宿駅は新宿駅で運営されているところに、各バス会社が乗り入れている、そんな感じです。

空港の話をされてしまったのでつい乗っかって私も空港の話をしてしまいましたが(笑)

今度皆さまも、飛行機に乗って着陸するときは接地した瞬間にあ、4000円飛んだ…(飛行機は着陸したけど)とくだらないことを考えてみてくださいね!

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