みなさま、メリークリスマス!!
残すところ2時間となりましたが、みなさんはどのようなクリスマスをお過ごしですか?
本日は、来年度から導入予定だった共通テストについて触れたいと思います。
みなさんの大半が御存知かと思いますが、2020年度入試からセンター試験が廃止され
共通テストと名称を変えて、大学入試制度改革がスタートすると以前からお話しがあったかと
思います。
我々塾業界は当然ですが、現高校2年生のお子様をお持ちの保護者様は入試改革の影響を
懸念し、なるべく避けるべく大学附属の高校への進学をお考えになった方も多く
いらっしゃったかと思います。
具体的に大学入試制度の改革内容は、民間試験活用型の英語の4技能テストの導入、
そして最もみなさんの心配の種になったのは、国語、数学の記述問題の導入です。
実は、この2本柱の両方が再検討となりました。
以前からブログにてお話しさせていただいたかと思いますが、この大学入試改革の準備が
あまりにも杜撰で実施に懸念の声が上がり続けていました。
いつからと実施といった詳しい結果はまだですが、
今度はしっかりと取り組んでもらい、受験生たちやそのご家族を振り回してほしくないと
感じています。
さて、このニュース、どうような影響が出るのでしょうか??
私が考える影響は主に2点であると考えています。
まず、一つ目は以前お話しした通り、今年の大学受験生たちです。
共通テストを避ける今年の受験生はかなりの数が見込めれたと思いますが、
おそらく今回の結果を受け、浪人を視野に入れる方も多く出てくると考えられます。
そして、その影響は中堅私立大学だと思います。
具体的な話は憶測なので控えますが、該当する受験生は再度受験スケジュールを
見直したほうがよいかと思います。
次に考えられる影響の二つ目は、高校受験生たちです。
例年、都立受験者の減少が騒がれていましたが、共通テストが延期になっているということは
不安からの選択肢の一つであった大学附属の高校への受験者が減る可能性があり、
都立思考に変わる可能性が考えられます。
特に偏差値50~55前後の学校がこの影響を強く受けると思うので
対象の受験生は再度、受験へ向かう姿勢を改める必要があります。
上記の内容はあくまで、私の個人的な見解でどこまでの影響が出るのかは
未知数です。
しかし、少なからずなんらかの影響が出ることは確かだと思うので
受験生のみなさんは、しっかりと気を引き締めなおしてほしいと思います。
今年も残すところ1週間を切りました。
インフルエンザがまだ猛威を振っておりますので、お身体には十分お気をつけください。