クラウドファンディングという新しい形

今年も余すところ1か月を切り、年の瀬が迫ってきていますね。こんばんは、松尾です。

今年の思い出話をするには少々早い気がするので、今年気になったクラウドファンディング、についてでも。

ここ最近、よく聞きません?”クラウドファンディング”。

そもそも、クラウドファンディングというのは、

「群衆(クラウド)」と「資金調達(ファンディング)」を組み合わせた造語で、「インターネットを介して不特定多数の人々から少額ずつ資金を調達する」ことを指しています。

https://camp-fire.jp/crowdfunding

だそうで。

一般的に私企業における資金調達というと、銀行などからの融資や株式発行による資金繰りが一般的ですよね。

しかし、ただの一市民としてその会社に融資、というのは無理ですよね。
株を買えば周り回って資金提供になるのでしょけれども、ほとんどの人にとって株は別な意味合いのシロモノです。

加えて、株を公開している会社は上場している企業に限られ、小規模事業に対しては株を買ってー、ということもできません。

逆に言えば小規模企業は株を買ってもらう機会がほとんどなく、画期的な商品を発表・製作したくとも資金がなくて実現できない、なんてこともありました。

そこを解消するのが、クラウドファンディングなんでしょう。

インターネットという今やだれでも使っている媒体を介して、企業と私たちが資金のやり取りをできるわけですね。超便利。

企業や団体は製作費など必要な額を目標額にし、投資したい私たちはそこに投資を一口いくら、という単位で寄付するわけです。

そして株の配当に代わり、実際に製作が実現した商品などが投資した私たちの手元に届く、という仕組みです。

だれでもできる、という点と、場合によっては株よりも低リスクでできる、ユニークな配当が多い、応援を形にできる、などとメリットが多いことが特徴ですかね。

個人的に面白いなぁ、と思うのはまさにファンディングした結果とどくもの。

製造関連であれば、もちろん製造物が届くのですが、これまでにない斬新なアイテムが多かったり、広く流通することはないだろうけれども革新的でニッチな製品が多い!

天邪鬼なところのある私としては、やっぱりだれもが持っているもの、よりもちょっと奇を衒ったくらいのほうが面白くて好きなんですよね。

塩水から充電器を作るガジェットや、自動で目のイラストを描いてくれるガジェットとか出てましたね、いま軽く調べたら。いやぁ、ニッチですね。ニッチというかもうどこを目指しているんだろう、とも思いますが。

そして、なにもプロダクトだけがクラファン(クラウドファンディング、CF)ではありません。

以前私も記事にした気がしますが、イベントやメディア、起業からチャレンジまで様々な種類があるのもクラファンの魅力です。

最近になって目立つのが、コロナ禍で経営が厳しい観光業界。

動物園や水族館などは、休業しても生き物の餌代、しかも途方もない餌代がかかってしまうものですよね。

そんな動物園や水族館を支援することだってできちゃうんです。

もちろん、そういったところは昔から寄付というものを一定受け付けてきていますし、現在ももちろん受け付けています。

しかし、クラファンを通すことで、ただ寄付を受け付けるだけではなく返礼をすることもできるようになっているんですよね。面白い!

例えば、大分の水族館では、寄付額に応じて「カワウソの手形」や「ペンギンの足跡Tシャツ」などその水族館ならではの返礼が!

本物のカワウソやペンギンのものだと思うと愛着も沸きますし、実際に見たことのある子の足跡や手形だと思うとテンション上がりますよね(笑)
ミュージアムショップで売っている汎用Tシャツなんて目じゃなくなりますw

それに、イルカのCT画像なんてのも返礼であるそうですよ。

スキャン画像自体かと思いきや、なんと元のデータごといただけるらしいです。

が、当然再生には専用の機器が必要だとか。

いや、一般家庭にはないですよ…

 

ほかにも愛犬愛猫の病気治療費に始まり、飢えた熊のためのドングリ集め、学童保育開園資金集めなどなど。

本当に多種多様なプロジェクトのファンディングが行われていますので、暇なときはみているだけでも面白いですよ!

 

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