【20年度入試】 学校説明会|≪サレジオ高専≫

昨日の話ですが、新型のiPhoneが発表されましたね。
毎年この時期にApple社は発表を行っており、全世界にユーザーを持つことからも一大イベントとして日本はもちろん各国でお祭り騒ぎですね。

iPhoneも、大画面化に、カメラ機能の強化、防水防塵機能など、android端末と同じような路線にシフトしつつありますが、いよいよもって三眼カメラ搭載モデルが出てきました。

すでにデュアルカメラ(二眼カメラ)で十分な気がしている(違いがわからない、ともいう)私からすると、三眼カメラの必要性は今一つピンとこないところ。
そこに加えて、三眼を三角形に配置するのがデザイン的に理解できないクチなので、今回のハイエンドモデル(iPhone11 pro)の背面デザインはどうにも好きになれません。

ネットではすでに蓮コラ(蓮コラージュ、蓮のように穴がたくさん並んでいるようにコラージュすること;集合体恐怖症の人たちが嫌がるやつ)が出回ってますしね…

…まっ、私は生まれてからこの方、iPhoneをメイン端末として持ったことがない、生粋のandroidユーザーなのでどうでもいいんですけどね!
とかいいつつ、時代の流れで次のスマートフォンは三眼カメラになりそうでやだなぁ…と思ってる松尾です、こんばんは。そしてここまでが前置きでした長くてごめんなさい。

さて、昨日に引き続き『塾関係者対象学校説明会』シリーズ!

スマートフォンの話題を導入に使ったことからもお判りいただける(いただけない)ように、本日はちょっと特殊な理工系特化の高校!

『サレジオ工業高等専門学校』     

ホームページはこちら!

町田市にある、全国唯一の技術系ミッションスクールとして有名です。

高専に恥じぬ、ソーラーカーレース、鳥人間コンテスト、ロボコンことロボットコンテスト等の出場常連校として有名です。

”高等専門学校”こと、”高専”ですが、詳しくない方のために簡単に説明しますと…

「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とする一条校、つまり、普通科高校(いわゆる”高校”だと思っていただいて構いません)の内容に加え、専門的な内容を+αとして学ぶ学校のことを指します。

普通科の内容に+αですから、そのα分、つまり2年多く修学年限が定められており、5年間通うことになります。
工学、技術、商船系が高専として設けられているそうですね。
工業高等専門学校は、その名の通り、工業を中心とした高等専門学校ということになります。

5年の就学ということは、他の普通科の高校生と異なり、20歳で卒業、ということになります。
専門学校・短期大学卒業生と同じ、普通科から大学入試を経て大学生になった場合の大学2年生と同じ扱いになります。
5年で卒業した場合は、”準学士”と呼ばれる大学4年間を修了した者が取得する学士号に準ずる号を有することができます。
その先は、専攻科と呼ばれる”学士号取得可能な次過程”に進むことも、”一般大学へ3年次生として編入”することも、”就職”することも可能となっています。
特に、”就職”の場合、専門的な学習を早い段階から行うことから、即戦力として期待されており、同じ20歳で卒業となる短大や専門学校に比べ高い就職内定率を誇ることが特徴でしょうか。


さて、ここからはサレジオ高専の紹介に戻るとして…

工学高専ですから、理工系の設備は十二分揃っていることがまず目を引きます。

無響音室、NC加工室、ドラフトチャンバー付化学実験室、電波暗室、さらにさらにアーク溶接炉や高電圧発生装置、屋上にはレーダー施設まであるんです!

何度か校内見学をさせていただいておりますが、至る所にものづくりのための道具や装置、部屋があり何度見ても飽きないのは、男の子の性でしょうか(笑)

男の子の性、というだけではないでしょうが、やはり理工系ということもあり、男女比は男子のほうが多くなっていますが、サレジオ高専にはデザイン学科があることもあり、女子生徒も2割前後在籍しているそうです。
私も高校生当時、普通科で理系物理選択クラスにいたわけですが、ほぼ男子ばかりだったのでまぁ、その辺は全国どこでも、世代いつでも似たようなものなんでしょうね(笑)
ちなみに、文系クラスは姫クラ、なんて言われるくらいには女子比率が高く、男子たちはハーレムだったとか、ヒエラルキー最底辺だったとか、なんとか…

さておき。

カリキュラムですが、普通科の授業を2年次までに集中的に行い、3年次からはそれに加えて専門科目を学んでいく、という前述の”普通科+α”文字通りのカリキュラムです。

一見すると、多くのことがつまりに詰まったカリキュラムのように見えますが、3年間ですべてではなく、5年間かけて行うので問題ないようですね。
学生へのサポートも手厚く、先述のとおり進学を希望する場合にもしっかり親身にサポートをしてくれるのが特徴の一つ。
九州大や東工大、千葉大など国公立大学、早慶上理などの難関私立大学に進学実績があることからも、伺えますね。


さてさて、気になる入試について。
ここでも実は、普通科と異なる高専ならではのシステムが一つ。
大学では一般的になりつつある「AO入試」が存在するんですね。
もちろん、推薦入試もありますし、一般入試もきちんとあります。
つまり、至極ざっくり言うと、”受験機会が多い”ということになります。
機会が多ければそれだけチャンスが増えることになりますから、ありがたいシステムといっていいでしょう。

また、いずれの入試にもきちんと”併願優遇”があります。

様々な種類があるので、全部を書いていたら長くなってしまいますので、簡単に書きますが…

おおよそ、三教科で9~10ポイント且つ九教科で28~29ポイント以上、が目安ですね。
且つ、なので、この2条件を両方満たしてないといけないので気を付けてください。
つまり、オール3+1~+2が目安、ということになります。

そして工業高専ならでは、として、”三教科”に技術家庭科の成績あるいは理科美術の成績を読み替えることができたりもするのです!

理工系、”ものづくり”に興味があり、技家や美術が好き!という方はぜひ志望校の選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか!

志望されている方も、しようか悩んでいる方も、特に考えていない方でも!、一度学校見学に行ってみることをお勧めします(笑)
普段の生活では決してお目にかかれないような面白いものが様々あり、科学博物館みたいな楽しい見学ができると思いますよ!(こんなこと言っていいのだろうか…w

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