漢字なんてどこで役に立つの…

こんばんは、松尾です。

最近のスマホって、ワイヤレス充電に対応していて置くだけで充電されるんですよね。すっごい便利。
最近に限らず、私の前のスマホもそうでしたし、別に新しい機能でも何でもないんですけど。今こうして記事を書いているデスクのわきに置いてあってたまたま目に入ったってだけで、書いてるんですけども。

さておき、今回は前回の私の投稿の続き(?)ということで。
漢字なんて一体いつどこで役に立つんだろうっていう話を私目線でまとめていきたいと思います。

昨今、パソコンはどこの会社にもあるでしょうし、ご家庭にだってあることが多いんじゃないでしょうか。
パソコンじゃなくても、タブレットでもいいですし。
もちろん、スマートフォンもそうです。

いずれの端末にせよ、文字を打つ機能が付いていて、当然、変換する機能も付いてますよね。
スペースキー連打してれば漢字に勝手に変換してくれます。
なんなら使っている本人ですら知らないような非常用漢字だって平然と変換してくれますよね。葡萄牙とか。西班牙とか。
なんで国名しか具体例が出てこないんでしょう…
いざ非常用漢字は?って言われてぱっと出てくる人ってすごい…

と、まぁ、変換機能があるから実際に自分の手で書けるようにしておく必要なんてないじゃないかと。

よく子ども達から言われます。
実際問題、公式な文書を始めとして原則はWordで文書を打つのが一般的になってきました。
一昔前は、手書きじゃないと相手に思いが伝わらないから、正式な文書は手書きの方がーなどあったそうですけども、最近では逆になりましたね。
個々人の癖が出る手書きの文書よりも、印刷したものの方がきれいで読みやすいし、長持ちだってする、と。

しかし、何かと手書きのタイミングって訪れるんですね。
すごい身の上の話をしますと、塾という業態(当校のシステム、かもしれませんが)には、ご家庭宛の報告書、というものがあります。
これは当校では手書きという指定にしております。
早いし、その場で書けますから。
そこで漢字の間違いがあれば、恥ずかしい思いもしますし何よりも信頼に関わります。担当講師が書いたものを教室スタッフとして確認を行いますが、内容と同じくらい誤字脱字には注意して確認を行っています。

こんな業界あるあるだけでは決してありません。

会議中や面談中などメモを取るとき。意外と相手の手元が見えることがあります。覗き込まなくても、ふとした瞬間に手元の内容を相手に見せることだってあります。
そこで漢字の間違いがあるとちょっと契約とか渋りたくもなります。これも結局のところ信頼に関わりますね。

もっと大問題になるところで例を引くなら、書類への記入。
大人になると、なにかの折に触れて契約書を書かされるんですね。
そこで漢字の間違いなんてあろう日には、後世まで恥、というより方々への謝罪と事後処理に追われる羽目になります。
二重線で消して豆印、という手もありますが、あれはあれで結構恥ずかしいですよ…

それから、困るのは書く時だけではありません。

漢字が書けない人は往々にして読めない人が多いように感じます。
よく、書けないけど読めるから漢字なんて大丈夫!なんて聞きますが、私が知り得る限りでは、そう言っている人ほど漢字は書けない(これは当たり前だとしても)ですし、読めていません。それに語彙があまりないように感じます。

更に、実は変換社会でも問題が生じて来るんです。

日本語は同音異義語を持つ言語です。
同じ読み方でも変換のしかたによっては全く意味が変わることも多々あります。
漢字が書ける、というのは何も漢字の形を多く知っていることではなく、漢字の意味をしっかりと理解していることにもなります。
漢字の意味を理解できていれば、誤変換も起きにくくなるんですね。

と、こんな形でまとめてみましたが、如何でしょうか。

社会に出られている方、乃至、大学生くらいの方は思い当たる節が少なからずあったのではないでしょうか。

まだ小中高と在学中の方にとってはこう言われても実感わかないですかね…

それでも、声を大にして。

漢字書けないと本当に恥ずかしいですよ。恥ずかしい。

 

ちなみに私はふとしたきっかけで漢検2級まで取りました。
色々な漢字の意味や言い回しを覚えるの楽しい!ってなりました。
ちょっとこの楽しい波に乗って準1級も!と、思ったのですが、予想問題集をちょっと見て断念しました。

1級もそうですし、準1級もそうですが、

あれ、日本語じゃない。

“漢字なんてどこで役に立つの…” への2件の返信

  1. 小5年の息子がいます。2年生から漢字が苦手でテストはいつも一桁なんです。
    先生のアドバイスや色々のやり方をしましたが駄目でした。本人は漢字の意味がわからないと言ってました。
    私は鬱病で悪化してしまいました。
    何かいい方法はありませんか?

    1. コメントありがとうございます!

      とても大切なご質問、きちんとお応えしたい、と考えて書き始めましたところ、とても長くなってしまったので、改めて記事という形で投稿させていただきました。
      ご質問に的確にお答えできているか少々自信がないのですが、そちらをご参考にしていただければと思います!

      記事はこちらから

      ぜひご一読ください。

      松尾

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