私立高校入試相談

みなさん、こんばんは。

タイトルにも書かせていただきましたが、この時期は私立高校の入試相談の時期かと

思います。

連日、保護者面談が行われて、都立高校を受験するお子さんは私立の併願先は

どうするのかと聞かれているのではないかと思います。

そこで、本日はそもそも入試相談とはなにか?

保護者面談で聞かれて困ったことを実際の体験談から皆さまにお伝えします。

まずは、入試相談とは私立高校を推薦入試または単願一般入試で受験するお子さん、

私立併願優遇を受けるお子さんが該当します。

入試相談には、各受験校の通知表の基準が用いられます。

この数値は、学校によって異なり

東京都では1学期の通知表2学期の通知表、また1、2学期の通知表の合算の数値が

見られます。

その数字が基準を満たしていれば、推薦入試では受験資格が認められます。

また、併願優遇入試では基準を満たせば、他のお子さんより当日の入試の点数が

少し加算されて合否を判定してもらえるということです。

例えば、合格基準が全体で6割だとした場合、学校にもよりますが5割でも合格が可能という

ことです。

実際に加点される点数を公表されているところもあれば、非公表のところもあります。

そのあたりは、学校の入試説明会に参加すれば必ず教えてくれると思います。

入試相談は、中学校の先生と各受験校高の先生との間で行われます。

その際に、基準が少し満たない場合、学校内外での活動いわゆる人物点

1点加点されたり、検定試験の取得級に応じて1点ないしはそれ以上加点される場合が

あります。(基本的には3級以上の取得が該当します)

その他にも第一志望優遇(単願入試)などは、併願入試より基準が1~2ポイント低めに

設定されています。

まとめますと、入試相談が必要なのは、高校入試を推薦入試で受験するお子さんと

私立併願優遇または単願一般入試を受けるお子さんとなります。

中学校の先生方は、基本的に不合格のお子さんを出さないために、都立を受験するお子さん

には私立併願優遇を進めます。

さて、ここからは中学校での面談で聞かれて困ったことをいくつか書きたいと思います。

まずは、都立第一志望だけど、だめだった時の併願先として考えているところの基準が

足りず、学校からは足りているところを併願先にしてくださいと言われたとき。

では、お答えします。

結論から言いますと、別の併願先を探すことまでは一緒です。

ただし、別の併願先が都立のみを併願先として認めるのか、それとも私立、都立併願可能

なのかで大きく変わります。特に、第3希望または第何希望でも可能と提示している学校を

探してみてください。そこを併願先にすることで、基準に満たなかった希望の併願先の

学校をフリー受験(基準が関係ない)することが可能となります。

しかし、フリー受験ですので加点措置はなく、当日点がしっかり合格基準を超さないと

いけません。ただ、この方法を取れば、納得のいく受験が出来るのではないでしょうか。

次に、都立一本で私立は受けませんと話した場合、

そうですか、頑張ってくださいと言われた時。

不合格になった場合どうするの??

お答えします。

都立入試は基本的に一次募集二次募集に分かれています。

ほとんどの学校が一次募集で定員数を確保します。

しかし、中には前期、後期で分割募集する学校や

近年では少子化や私立志向化の影響で定員割れを起こし二次募集を出す学校が増えて

きています。

なので、一次で不合格になったとして、次は二次募集で受験すればよいのです。

それでも駄目だった場合は、定時制の学校や通信制の学校があります。

高校の勉強が昔とは異なり、様々な取り組みが取り入れられるようになってきています。

その影響もあるのかもしれませんが、最近では通信制の学校への入学率が飛躍的に

上がっています。

昔の通信高校のイメージは大きく変わってきています。

面談シーズンは志望校の変更を勧められる方も多くいらっしゃると思いますが

この時期ではまだ判断要素が不足しています。

最後の判断は、願書提出をして、倍率を見て、その後だと思います。

そこまでの頑張りや成績の推移から志望校の妥当性が判断できると思います。

当校でも保護者面談が終わり、受験生の皆さんにはその旨を伝えています。

最後まで子どもたちの希望を尊重し、そして可能性を1%でも上げていくことが

私たちの務めです。その結果、当校は昨年合格率100%、一昨年も90%以上の

合格実績を出しています。

おそらく高校受験でこの時期一番不安を抱えているのは、もしかしたら保護者様かも

しれません。

そんな時は、この記事を見て少しは安心していただければと思います。

そして、ご不安なことがあればいつでもご相談ください。

どんな時でもサポートさせていただきます。

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