みなさん、こんばんは。
昨日のニュースで、急遽大学共通テスト入試の国語、数学の記述問題の実施が
見送りになる可能性が出てきました。
外部検定試験の導入見送りに続き、準備不足が露呈した結果ではないかと思います。
我々、塾業界は大学共通テストに向けての対策を考えて、進路指導や授業の進め方を
試行錯誤したり、また様々なセミナーに参加して共通テストの準備の進捗度を
随時確認していましたが、進捗状況を聞くたびに、
本当に大丈夫なのか?
疑問が常に残っていました。
そして、今回
採点方法の平等性の欠如から受験生の不安が募り、それが引き金となったのか
結果的に見送りになる可能性が出て来たと報道がされました。
ぜひ、一刻も早くどのようにするのかを決定して、受験生を安心させてあげて
ほしいと願うばかりです。
この影響は、来年度の受験生ではないかと思われている方も多くいらっしゃると思いますが、
実は、今年度の受験生にも大きく関わってきます。
来年度の大学入試制度が変更にならないということは、
今年度中に必ず進路を確定しなくてもよいと考える受験生が出てくる可能性があります。
つまり、受験倍率や合格倍率が大きく変わるということです。
近年、大学入学定員枠の規制に伴い、厳しい入試が続いています。
そして、今年が特に厳しくなると考えられています。
しかし、今回の報道から少し、状況が変わる可能性が出てきました。
センター試験まで44日です。
それでなくても、焦りを隠せない受験生は数多くいます。
早急の決定をお願いしたいです。