令和天皇御即位!そして中学入試変容について

本日は即位礼正伝の儀、令和天皇が内外に公に御即位を表明される儀式でしたね!

午前中はあいにくの雨模様でしたが、午後には晴れ間も見えるようになり、スカイツリー北部には虹がかかる様子が見られたとかなんとか。

年号が変わり早半年超、だいぶ令和という年号も、令和天皇も馴染んできたように思いますが、こうして正式な即位礼を拝見するとその気持ちもより一層、といったところでしょうか。

時間があれば、ぜひとも皇居のほうに足を延ばしたかったのですが…

私は本日、『塾対象 中学受験セミナー』なるセミナーに出席してまいりました。

場所は市ヶ谷の方でしたのでニアミスといえば全くその通りなのですが…

というわけで、本日は今上天皇へのお祝い…ではなく、セミナーのご報告を少しさせていただきます。

入試、というと、高校入試や大学入試が一般的で、中学入試となると馴染みなく感じる方も少なからずいらっしゃるかと思います。

ですがなんと…
過去33年間の統計なども見せてもらったのですが、少なくて約4万人程度、多いと5万人超が毎年中学受験を行っているのです!

リーマンショックや東日本大震災などの外的要因もあり、ここ数年は低い傾向にあったのですが、2014年を境にここ数年は増加、今後も増加することが予想されています。

というのも、私立高校の無償化などに加え、”入試制度改革”による、今後の入試の不透明さから、一貫した教育を、大学付属の安定した進学を、という傾向がみられるからだそうで。

また、AIの時代到来が叫ばれる昨今、そういったものまで見据えたこれまでの枠組みを超えた教育を早い段階から施す、といった考え方も増えつつあるようですね。

つまり、中学受験を考えている保護者の方は、『2024年以降の第2期大学入試改革とその先の社会の変革を見据えている』のではないか、と。

確かに、今やどの高校の説明会に行っても、セミナーに参加しても、大学入試改革に関する話題は触れられますし、保護者様からの不安の声も多く聞きます。

今回、第1期として大きく動くわけですから、当然といえば当然かもしれませんが、大学入試改革というのは教育に大きな波紋を起こすわけです。
これが、第2期として再び来るとなれば、その準備を今の段階から始めるのも納得のいく話ではないでしょうか。

では、変わらず中学入試は従来通りの学力重視のものか、というと実はそうではありません。

そもそも大学入試改革は、”単一の評価軸で一列に並べて評価をする(=合否判定を行う)”ことでは、十分に人間の能力を評価できていない、とするものであり、”偏差値以外の多様な評価軸”を設けることで、様々な傑出した学生を評価していく、といったものです。

単純な話、テストができる人間が即ち新しい物事を創造できる人間か、といえば決してそうではない、といったところでしょうか。
寧ろ、その分野、素地に長けた人間こそ、創造に向いているのでは、ということでしょう。

 

そしてこの考え方、評価の仕方が実は中学入試にも取り入れられ始めているのです。

受験を設ける中学校の多くで、従来の学力検査のみではなく、思考力入試や適性検査入試、自己アピール入試やプレゼンテーション入試などと言ったいわゆる”新しい入試”が増えています。

適性検査型入試、総合型入試、記述型入試、英語入試、思考力入試、自己アピール入試、得意選択型入試、推薦入試、習い事入試に、当校でも開講して評価をいただいている”プログラミング”を用いたプログラミング入試なんていうのもだいぶ増えてきました。

個人的には、こうも種々様々となると、そのお子さまにあった入試の選別、該当入試を実施している学校の有無など、教育側が若干大変だなぁ、なんて思ったり…(笑)
いえいえ、そこは仕事ですから、しっかりと本日のようなセミナーに参加し、情報を取り入れてまいります!(笑笑

すこしまとまりがないご報告で申し訳ありませんが…

つまるところ、今後の社会、それに牽引される形で”入試”はいろいろな意味で”難しく”なっていくことが予想されます。

従来のように、成績が良ければ、学力(偏差)が高ければいい、と一概に言えるものでもなくなってきているようです。

ですが、逆説的に、”勉強が苦手”であったり、”この教科だけはちょっと…”という方であったりしても、”今後の社会では適切に評価され”、”大いに活躍できる”可能性も広まったとも言えます。

そのためには、お子さまにあった進路選択、教育を行っていただくことが何よりではないでしょうか。

もし、中学入試を含め、高校入試、大学入試でお困りのことが御座いましたら、ぜひご相談ください。

子どもたちに言う以上に勉強を頑張る(笑)学習塾 修瑛ならではの進路相談、させていただきます!

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