達磨忌

10月に入り、風こそは秋の様相を呈してきたものの、日中30℃まで上がるなど晩夏が抜けきらない天気ですね、こんばんは松尾です。

スポーツの秋!ということで連日テレビではラグビーやバレーボールの試合を放送していますね。
昨晩はラグビーを見終わったあとにバレーボールを見ていたのですが、ラグビーからのバレーだと体格の違いに愕然としますね(笑)
特に昨晩は南アフリカ代表、スタミナお化けなんていわれているだけあり、ガタイが物凄くいい!
からのバレーボールのすらっと細身高身長だと、人ってこんなにも違うんだな、と…
十人十色じゅうにんといろ(笑)

というわけで、本日は達磨忌だそうで。

だるまさん、知ってますよね。

だるまさんがころんだー、でも、神社で願掛けのために買う、でも知名度はかなりのものかと思います。

達磨、というのは実は中国禅宗の開祖の人なんですね。

現在のインドのあたりにあった南天竺という国の第三王子として生まれ、般若多羅の法を得て仏教の第二十八祖菩提達磨になったということになっているそうで。

そんな達磨がなぜ今のだるまさんのようになったかというと、菩提達磨の宗旨は”壁観”と呼ばれるもので、壁のように動じず真理を観る、ことを尊んだそうです。
そして壁観のために壁に向かう”面壁”をしていた結果、手足が腐ったという伝説から、手足のない達磨の玩具(縁起ものですが玩具という扱いらしい?)が誕生したそうですね。

日本のだるまさんは、元々は黄色だった、などの説もあるそうですが、今では菩提達磨が赤い衣を着ていたということから、赤いだるまが一般的ですよね。

ほかにも達磨落としや、雪”だるま”のように、様々なところで使われているだるま。

そんな禅宗(日本にも伝わっている臨済宗や曹洞宗にも通じているそうな)の開祖だった菩提達磨が亡くなったのが今日10月5日、と言われていることから、達磨忌とされているそうですね。

仏教大師だから亡くなる、ではなく、遷化かな…

さておき、享年150歳と伝わっているあたり、伝説にしか聞こえませんし、なんなら遷化から3年後インドに帰る、と言って歩いていく達磨を見たなんて逸話も残っているそうで。

神話や宗教話は得てしてそんなものですが、こうした伝説というのは読んでいるだけでもなかなかに面白いですよね。

なんてまぁ、冷やかし半分に言えてしまうのは日本人の無宗教っぷりなんでしょうけれども…

あ、私は無宗教というよりも八百万信仰ですよ!だからどの神様もきちんと神様です!という言い訳にもつかぬ言い訳をしたあたりで本日はこの辺で…

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