インターネットとの付き合い方

今週はやたらと寒い日が続いたものの、来週からは平年よりかなり気温が高くなりそう、という警戒情報が気象庁から発表されましたね。
例年より3℃以上高い日となる可能性がある、なんて、風邪ひきそうで怖い松尾です、こんばんは。
農作物への被害や、降雪地帯では雪崩の恐れなど、不安が絶えませんね…

さて、表題のインターネット。
本日小学校低学年の生徒に、『せんせー、キッズ携帯持ってた?あれすごいんだよ知ってる?』みたいな話をされましたが、私のキッズ時分はキッズ携帯はおろか携帯電話すらなかったですよ。
小学校から中学校あがるあたりですかね、ようやくいわゆるガラケーが一般に普及したの…

今や、そのガラケーすらなくなり、大半の人がスマートフォンを持ってますよね。
軽く調べたところ、2013年夏にはガラケーの普及率をスマートフォンが抜いているそうで、2017年段階でスマートフォンの普及率は約95%!
かくいう私も2011年あたりからスマートフォンに切り替え、早8年が経とうとしてますが。え、もうそんな経つのか…

昔(ガラケー時代)は連絡先の交換といえば、赤外線通信でなんか携帯の黒いところ付き合わせて、電話番号とメールアドレス、場合によっては住所なんかをテロリンとやり取りしてました。
それだけにプロフィール欄はなんか一生懸命書いてた気がしますね…

それが今となっては、ほとんどの場合、LINEなどのアプリ情報しか交換せず、頻繁に連絡を取り合う人でも実は電話番号とかメールアドレスを知らない、なんていうのが当たり前となっているのではないでしょうか。
さすがにビジネスでは名刺交換が未だ主流ですから、名刺伝いに電話番号とメールアドレスを登録してますけれどもね。
最近だとカメラをかざすだけで登録してくれるので、一々打ち込まなくていいの本当に楽…

とまぁ、さもスマートフォンを使いこなしているかのような口ぶりで話をしている私ですが。
一応、世代的には『デジタルネイティブ』と呼ばれる奔りだそうです。


デジタルネイティブ(世代) (digital native) とは、学生時代からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた世代であり、日本では1980年前後生まれ以降が該当するとされ、後述のとおり1970年代後半生まれを黎明として3区分に分類される。

Wikipedia(デジタルネイティブ)

ようするに電子情報機器全般に比較的強い世代、という意味ですね。
私は黎明期ではないよ!

ところがどっこい、今の中高生たちはさらにその上、『ソーシャルネイティブ』と呼ばれているそうで。

こちらも便利なWikipediaから引用しようとしたら該当ページがなかった…

ようするに、われわれデジタルネイティブ世代の電子情報機器使えて当たり前を基礎とし、さらにソーシャルネットワーキングサービス、つまり、SNSを使いこなす世代、といった意味合いですね。

昨今、何かと騒がれているワードですから、改めて細かく書くこともないと思いますが、ようするに登録して、自分から何かを発信したり、相手が発信したものを閲覧したり、それに対してコミュニケーション、コメントやいいねなんかをできるネットサービスのことですね。
有名なところですと、TwitterやInstagram、LINEも一応含まれるのかな、といったところでしょうか。
この手全般的に線引きが難しいのでなんとも言えませんが、Youtubeとかもそれに片足突っ込んでいる感じですね。
このブログなんかは登録制ではないので厳密にはSNSには該当しないと思います。

Twitterなんていうのは、私がピチピチ(死語)の高校生だったあたりからあったと記憶しているのですが、実際に利用している、或いは登録している、なんていう友だちを見つけるのが困難なくらいの普及率でした。

それが今や中高生の間ではなくてはならないツールとなっているんですから、時代は大きく変わるものです(っていうほど達観した年齢でも人間でもないですが…

というわけで、そういったソーシャルメディアを含め、スマートフォンは中高生にとってなくてはならない連絡・交流ツールの大前提なわけです。
私たち大人だって、スマホを手放すのが難しい時代、子どもたちにとってはなおさらのことでしょう。

今や中学生のスマートフォン所持率は60%弱、高校生に至っては94%超!
小学生だって30%弱と、3人に1人がもつ時代だそうです。


総務省  平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査より

周りの子がみんな持っているから、調べ物をしないよりはするほうがいいから、ネットセレブにうちの子はなる!などなど様々な理由でお子さまにスマートフォンを持たせる、あるいは持たせようと考えていらっしゃる親御様は少なくないと思うのですが(連絡手段としての選択肢書き忘れた)、ぜひ、持たせる際のルールや管理にはご留意ください。

先日、キャリア大手のNTTドコモが「子どものスマートフォン事情」の調査結果を公表しました。

面白い?アンケートでして、『親に内緒でこっそり課金をしたことはありますか?』や、親とのスマホルールを『破った経験はありますか?』などなど。
課金については、実に約5人に1人が内緒で課金した経験がある、そうです。
あ、この記事を見たからといって過度な魔女狩りはやめてあげてくださいね!

しかも、そのうち68%は課金したことがばれてない、と回答しているそうで。
これ、絶対再犯するな…なんてこっそり思いましたがそれはさておき。

こうしたことがネットをめぐるトラブルへと発展しかねないのは言うまでもないこと。
持たせたはいいものの、管理をどのようにしていけば、という方は多いのではないでしょうか…


総務省  平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査より

実際、同上調査によれば、保護者の注意点認知度はここ数年ほぼ変わることなく、子どもたちのインターネットやスマートフォンに対する成長(?)と比較すると少々不安になる結果も出ております。

先ほどのとおり、子どもたちはデジタルネイティブ+ソーシャルネイティブです。
口頭の約束はさておき、このくらいでいいでしょう、みたいな軽いロック程度だとすーぐネットで調べてかいくぐってしまいます。
あ、この記事を見たからといって過度に問い詰めるのはやめてあげてくださいね!

昨今、子どものスマートフォン事情は世界的に騒がれていますから、機器メーカー(iphoneを作っているアップル、androidだと国産メーカーにサムスン、話題になったファーウェイとかですか)各社もかなり躍起になっていろいろな機能を出しています。
課金について言えば、そもそもアカウントを課金できないアカウントにしたり、課金をするたびにパスワードを要求したり。
有害サイトやアプリについては、許可がないと閲覧できない設定にすることもできるはずです。

とはまぁ言ったものの、やり方がよくわからん、という方は一度キャリアショップに駆け込んでみましょう。
サービスの一環としてある程度までは対応をしてくれるはずですから…

決して、持たせることが悪、というわけではありませんのでご留意ください。
ガラケーすらない時代、ガラケーで連絡を取り合っていた時代、スマートフォンを使っている今、と三世代すべて経験してきておりますし、その発展を身をもって享受してきているつもりの私からしても、利便性の向上は目を見張るものです。
何より、GPS(ぐろーばるぽじっしょにんぐしすてむ)機能を用いた地図アプリは迷子を減らしましたし、わからないことをその場で調べて知識として蓄えられる恩恵も非常に大きなものです。
大事なのは付き合い方、ですね。

先述のように私は一応デジタルネイティブですし、大学での専攻はかなりインターネットへも寄った内容でしたので、比較的使いこなしているつもり(当社比)ですし、リテラシーもしっかりしている方だと(当社比)思っています。
そして、子どもたちからスマートフォンやSNSについての質問も受けます。
知りうる範囲で答えますし、必要があれば調べて適切な注意喚起も行いますが、知りうる範囲、というのがポイントなんですよね。

差別化を図る意味でも、各ネットサービスの機能は充実、という名のもと高度に複雑化しつつあります。
実際に使っているサービスであればまだしも、知らないサービスだとなかなか追いつくことができません。

(未だ)幸か不幸かこの手の情報には興味がありますし、片っ端から取り込んでいっている現状ですので、まだまだ相談には乗れますが、いつかはキャパを超えてくるのかなと思うと怖いものです。
でも待ってくれないのもこのネットご時勢。

一番手っ取り早い対応としては、頼れる人を見つけておく、サービス元に駆け込む、といったところでしょうか。

さて、少々を通り越してなかなか中身の薄い内容になってしまった気がしますが。
とりあえず本日のところは、ルールを見直してみる、設定を見直してみる、といったところで勘弁を(笑)

覚えてたら次回以降実際に私が気にしているネットリテラシーでも書きましょうかね。

これ(次回はー○○作戦)幾度となく言ってますが、いまだ実現したことがない気もするけどまぁいいや。

ではでは!

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